これで本当に学業に専念できるのか
こんな記事が新聞に載っていて、思うところが多大にあるのでエントリ。
個人的な印象としては、ただ時期を遅らせるだけなら、大して学業への影響って変わらないんじゃないかなと思う。
私が大学3年3月の対象になっていたら、たぶん、卒論で死んでたね。
だって、うちのゼミは、6月から本格的に卒論の研究スタートで、夏休みとかもちろん遊んでたけど、研究対象の原書読んだりとか一番勉強した夏な気がするんだ。
そこにがっつり就活ぶち当たったらそれこそ涙目ですよ、涙目。
今、卒論と就活だだかぶりな学生は喜ぶのかもしれないけれど。
正直、前年度の先輩の例が、使えなくて、大学3年3月スタート一発目の学生がすごくかわいそう。
いや、使えないことはないんだろうけど、この時期くらいはこんなことしてたー、とかあんまり参考にならない。
10月→12月のときは、ちょっと活動期間短くなっただけで、実質変わらなかったけれど、今回は変更が大幅すぎる。
毎年就活終了後の4回生主体で、3回生向けに就活のお手伝いしてる身としても非常に戸惑う。どうすんのこれ。
結局、本決まりするのは、4回生10月で遅くなって、最後の夏に楽しく豪遊できないわ、なんとなく不安で自己分析始めるの時期は今までの学生と大差ない時期だわで、全体的に就活期間が延びてしまいそう。特に真面目な学生。
本気で学生を学業に専念させたいなら、在学中の就活やめて、卒業してからやらせりゃいいんだ。
親の子供に対する生活費の負担期間が増えるけど、じっくりやる分、ミスマッチは減るだろうし、と思うのは、考えが甘いのかな。
とりあえず、安易に時期だけずらそうとしてることに憤りが抑えきれない。
しかも、人事とかも採用計画が例年と変わるから右往左往じゃね、これ?
何割の人間にとって、今より得なんだろう。
6割以上の人間にとって得なら、まぁ、やる意味あるんでしょうけど、個人的な感覚から言うと、1割満たないような気がする。なんの統計もないから、ほんとに気がするだけ。
はてさて、実際、そうなったときにゃあ、どうなるんでしょね。
目が離せないですよ、これは。