以心伝心という幻想
「以心伝心」素敵な言葉ですね。
でもね、実際問題、本当に以心伝心なことなんて、ほんとにちょびっとだと思うわけですよ。
他人の心をわかるには、口に出してもらうのが一番いいわけです。
自分のことをわかってもらうには、わかってほしいことを言うしかないのです。
なんで、こんなことを言い出したのかというと、今日、仕事でプログラムのバグを発見したわけです。当然、担当の上司に報告します。
報告の前に、他の類似箇所にも問題ないか、確認をしました。
日頃、あなたならどう直す?と何度か言っていた上司なので、解決策も考えます。
で、いざ報告。
まずは、バグの内容。何が問題か。
次に解決策。
ここで終わっちゃったんですね、私の報告。
上司もちょっと別件でトラブってて余裕がなかったのか、厳しいお言葉どーん。
他の類似箇所にも問題ないか
この報告がなかったために、余分に怒られて気分を害することになりました。はい、自業自得です……。
問題点と解決策だけ言って、他は、聞かれたら答えるか。
無意識だったのですが、報告するときの私はこう考えていたんじゃないかな、と想像。
結果、思いっきり地雷踏みました。
以心伝心難しいです。
コミュニケーションはシミュレーション通りにはいかないもんです。
思ってること、知ってることはどんどん開示していく。
それしか、相手に自分の思ってることを伝えるすべはない。そう学んだ日でした。