ちーさんのイイネあつめ

世界中のイイネを求めて

「真剣」になるってこういうことか、と26歳にしてようやく気づいた

今日はちょっと昨日ふと湧き上がった思いを垂れ流したいと思います。

みなさま、「真剣」になったことがありますか。
現在絶賛真剣にお仕事中だよ!という方もいるでしょうし、真剣なにそれおいしいの?みたいな方もいるでしょう。私はどちらかというと後者な感じでした。
何かにのめり込むことなく、どこか遠くで自分を俯瞰して見てる自分がいる。そいつが真剣になって失敗してのた打ち回るのをセーブしている感じでした。

いつからこうなってしまったのかは、自分ではわかりません。
高校時代、上には上がいると気づいてしまった時からかもしれません。
確かに、高校時代に点数負けて悔し泣きした記憶はあるので、それなりに勉強に真剣だったのでしょう。

で、昨日は高校野球見てました。地元京都が出てたので、ゆるゆる応援してました。最初勝っていたのですが、徐々に追いつかれ、ついには追い越され、ゆるゆるなんて見てられなくなりました。
9回表。京都側、最後の攻撃回。
家に一人だったので、鬼の形相でずっとつぶやいてました。

打てる、打てるぞ! お前ならできる! 勝つ! 勝てる!

テレビの前からできることなんて応援ぐらいです。応援の言葉に言霊の力が乗って、少しでも勝利の糧になればと思って、必死に応援してました。
結果的に、3点差を1点差にまでは詰め寄りましたが、力及ばず。

泣きました。初めて、嗚咽が出るくらい、目の前の敗北という事実に泣きました。

自分が負けたわけではないし、自分にはどうにも出来ない世界のことだったのに、涙が止まりませんでした。
その瞬間、ふっと悟ったのです。

ああ、これが真剣になるってことなのか

と。

応援に真剣だったから、負けて悲しくて、負けて悔しいだろう選手たちの気持ちに共感して悔しくて、テレビの前にいるとか関係なくて、気持ちは甲子園で選手たちのそばにいるようでした。

26歳夏。年齢が上がるにつれて、いろんなことを知ってしまうがゆえに、純粋に真剣になりにくい。それでも、何かに真剣になろう。そう思った出来事でした。

小学1年。文字がうまく書けなくて悔し泣きした私を取り戻そうと思います(笑)
※母親談なので、本人覚えてませんが。