山寺から見える絶景と襖絵の美しさ──まいまい京都@西賀茂その3
やってきましたるは、京都の北西の山際、正伝寺。
えっと、京都市内ですよ?(一応)
有名なのが、
こちらのお庭。
剪定されたツヅジの山の数が、右から7・5・3になっております。
借景として遠くに比叡山。
ちょうど右の枝垂れ桜が満開でした。
5月も半ばをすぎると、ツツジが咲き誇り、秋はもみじ、冬は雪景色が美しい姿を見せてくれます。
これも有名。血天井。
豊臣秀吉が作った、聚楽第の遺構なのです。
足あと、手形がくっきり残っているのが写真からわかるでしょうか。
美しい襖絵は、狩野山楽の作品。
どーんと飾ってある絵に近寄ってみると、
線がすべてお経。
本堂の中から見えた比叡山が美しい。
庭に、歴史ある血天井に、襖絵。
こじんまりとした山寺ですが、盛りだくさんで楽しめます。
市内の外れなので、観光客も少なく、ゆっくりと静けさを堪能できます。
ウグイスの鳴き声が聞こえて、非常に日本的情緒にあふれてました。
というところで、旅は終了。
堪能しました(ほっこり)
次は番外編を少々。