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旅の話をする前に、御土居とはなんだろう──まいまい京都@御土居その1

まいまい京都レポート。前回の更新から日付が変わりまして、翌日。
丸一日かけて、御土居北側を巡ってきたので、順々にご紹介していきます。

下は、念のため。

まいまい京都とは → 京都をまたにかけるミニツアー

前回のレポート → まいまい京都@西賀茂その1 その2 その3 番外編

 

さて、皆さま、そもそも御土居ってご存知ですか?
戦国時代、豊臣秀吉が京都をぐるりと囲う城壁を作りました。それが御土居
数メートルにもなる土壁。その上にそびえ立つ竹林。外側には堀が設けられ、外部からの侵入を防ぐ。
この御土居をもって、洛中洛外と都の内外を区別して、今でもなんとなーく、洛中の人がほんまもんの京都人のイメージです(あくまでイメージ)

残念ながら、そのほとんどが、昭和の区画整理で破壊されてしまいましたが、
史跡として現存するものも、実はそこここにあるのです。
具体的に言うと、うちの実家のご近所に(笑)

そんなわけで、小さい頃から慣れ親しんできた御土居
とはいえ、そこにあるなぁ、と知っているだけで歴史的知識はほとんどない。
そんなわけで、まいまい旅に参加してきました。


より大きな地図で 御土居マップ を表示

こちらは、ガイドさん作成の御土居マップ。
戦国時代から江戸時代を超えて、京都をぐるりと、こんな形で囲ってました。
この北側の一辺を午前午後の2回に分けて、巡ってきました。

住宅街にひっそりと息づく御土居の痕跡。
今も残る戦国の御土居

有名な観光地ではないけれど、マイナーだからこその楽しみ満点。
次回から旅を始めていきます。