始まりはノンアルコールコーヒー──まいまい京都 珈琲講座その1
みなさま、紅茶派ですか? 珈琲派ですか?
私はがっつり珈琲派。週6くらいで飲んでます。紅茶はたまにね。
そんな珈琲好きですが、ちゃんとした淹れ方とかはあんまり知らない。
で、最近お世話になってるまいまい京都さん(説明はこちら)で、珈琲講座があったので、参加してきました。
会場は京都三条大宮。三条商店街にある喫茶店です。
今回は2階を貸しきりまして、じっくりと話を聞いてきました。
お出迎えはタレーランの言葉とノンアルコールコーヒー(笑)
タレーランといえば、この本で有名になりましたね。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 作者: 岡崎琢磨
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/08/04
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京都の喫茶店が舞台になっているので、なんだか親近感。
京都本大賞も受賞しました。(京都本大賞はこちらの記事へ)
ウェルカムドリンクの方は、
ビーニョという種類のコーヒーを水出しのアイスコーヒーで。
まるで、ワインのようではありませんか。
ビーニョとは、ポルトガル語でワインという意味。
ワインのような香り高いコーヒーに仕上がっております。
グラスも相まって、なんだか酔っ払ってしまいそう(笑)
そんなところで、講習スタート。
まずは、コーヒーの豆知識から。
コーヒーの歴史、エチオピアのコーヒー文化、コーヒー豆の生成方法などなど。
その中から今日はエチオピアのコーヒー文化をちらりとご紹介。
エチオピアにはコーヒーセレモニーという文化があります。
コーヒーを生豆を洗って炒るところから始まり、女性たちがコーヒーの準備をする間、客人たちは談笑したり、ダンスを楽しんだりして、ゆったりとした時間を過ごします。セレモニーの総時間は、なんと4時間になることも!
出来上がったコーヒーは、客人で器を回して飲まれ、飲み終わったら2番煎じ、3番煎じと繰り返し淹れられます。
なにかに似てると思いませんか(とこの説明で感じてもらえるかしら……)
それは、日本の茶道です。
マスターの独自意見だと、千利休が茶道を大成させましたが、彼はこのエチオピアのコーヒーセレモニーを参考にしたのではないか、とのこと。
千利休の出身は大阪堺。その頃、貿易が盛んで海外の文化がたくさん入ってくる地域でした。そのため、コーヒーセレモニーの文化も伝わって来たのではないかというのです。
まぁ、史料はないし、想像ですけどね。それはそれで面白い!
ちなみに、日本では東京のエチオピア大使館が、たまにコーヒーセレモニーを開催されているそうです。
エチオピアに行かずに手軽に体験するなら、情報チェックですね。
それでは、次回は収穫したコーヒーの実が、どのようにあのコーヒー豆になるかをご紹介です。