高校野球の裏ではいろんなドラマがあるはず
高校野球、熱戦が終わりましたね。
今年は大波乱で、ベスト4の学校全部、優勝すれば初優勝というすごい状況で、初出場の前橋育英高校が、初優勝をもぎ取りました。
私のような観客からは見えないところで、ものすごい努力と、ドラマがあったことだと思います。
そのものすごい努力と、ドラマを、ちょうど漫画で読んでて、実際の高校野球とリンクしてワクワクさせてもらいました。
- 作者: ひぐちアサ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/03/23
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 183回
- この商品を含むブログ (637件) を見る
借り物なのですが、面白い。1試合の1イニングを非常に綿密に書いているし、高校野球ファン必読ですね。今まで読んでなくてちょっと後悔。
主人公は、中学時代、ヒイキでエースピッチャーに収まり続け、チームメートに無視されていたため、超超超弱気な少年。声を荒らげるだけで、ビクビク。
高校は、中学とは全然違うところへ入学。そのつもりなく覗いた野球部になし崩しで入部することに。そこで、仲間たちに認められることで、成長していく。
そんな感じのストーリー。
読んでてイライラするくらい弱気な主人公ですが、新しい仲間に囲まれて、どんどん笑顔が増えていくのに、親心的にほっこりします。
まぁ、漫画です。フィクションです。
でも、これはリアルにも言えるんじゃないでしょうか。
周りの人間が、人の性格を変える
前に記事書いたピグマリオン効果もしかり(前記事:ピグマリオン効果で、みんなで優秀になろうよ!)
周りが人格否定すれば、本人も自分の人格を否定し始める。
周りが褒め称えれば、本人は自信を出していく。
だから、逆に、そんな周りの態度に左右されない芯を自分で作らないといけない。
周りの人間なんて勝手なものですからね。人間がいつでも善良でいられるわけはないと思っているので(一応、性善説派ですが)
そんなこと考えながら、借りた10巻を平日3日間で読破しましたとさ(笑)