ちーさんのイイネあつめ

世界中のイイネを求めて

楽あれば苦ありだから人生は楽しい?

みなさま、人生楽しいですか? 幸せですか? 不幸なんて微塵もありませんか?

まぁ、どう考えても、【微塵も】不幸がない人なんていないと思うのですが、実際にそうなれたらどうですか。
完璧に幸せな世界は、本当に幸せか、というのが今回のテーマでございます(我ながら、重いわ……)

事の発端はこちらのノベルを読んだことでございます。

シリーズ最新刊。ライトノベルながら、中々重厚なテーマで、ずっと続きを心待ちにしてました。

世界観が結構こってるので、まずはそこから。

世界観:
神様は月曜日に世界を作り、そして、日曜日に世界を見捨てた。
人は死ななくなり、生まれなくなった。
死者たちは荒野をさまよい、死者を葬るために「墓守」が生まれた。
主人公のアイは、墓守と人間のハーフ。世界を救うために、ハプニングだらけの旅に出る。

 

いわゆるセカイ系ノベル、と言っていいのかな。終末の世界系。

で、今回のお話は、願いをなんでも叶えてしまう魔女の娘が登場。

まさかの生き返りたい!すら叶えるトンデモ設定。

しかも、万能すぎて死なない。

ホント、トンデモナイわー(;´∀`)

主人公のアイにも、魔女の子はもちろん、幸せになるための願いを聞きます。

でも、彼女は何も願わない。願うのは、少女に早く眠って欲しい、とだけ。

きっと、これまでの長い旅が彼女に願うことをやめさせたのだと思います。

 

「(略)私は幸せになりたいからって、不幸や悲しみに、消えて欲しいとは、思わないのです」

 

作中のアイの言葉。不幸や悲しみは確かに苦しい。でも、それがあるから喜びは倍増するし、幸せに向かって努力しようと思える。

不幸も悲しみも全部、自分の一部だから、それを切り取ることなんてできない。

全部望み通りなら、この先を生きる意味なんてないんじゃないかな、と極論、思うわけですよ。

 

楽あれば苦あり、苦あれば楽あり

 

だから、人生前に進んで頑張ろう。グッと決意できた一冊でした。

 


 

余談ですが、現在、このシリーズ深夜にアニメやってます。ラノベレーベルから角川文庫に新装版出してます。盛り上がってます。

正直、世界観がファンタジックですが、テーマは非常に哲学的です。

今作も、上で書いた以外にも考えされられることがありました。

ぜひとも、多くの方に読んでいただきたい、見ていただきたい作品です。

 


 

さらに余談。

当ブログ。ブログタイトル変えました。それから、今日から毎日更新にシフトチェンジしようと思います。

毎日、私がイイネと思った記事やら、ニュースやら、出来事をご紹介していこうと思います。

まぁ、私が毎日書きやすいようにカテゴライズしただけで、内容はきっと今までと変わりございませんので、あしからず(笑)