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米屋で平安に想いを馳せて──まいまい京都@紫野その3

前々回前回に引き続き、今回は少し出発地点に戻りましてこの辺り。 

ピンが刺さってる辺りです。(ユウビ美容室は無関係です。念のため)
義経関連のスポットが続きます。

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まずは、義経の母、常盤御前が化粧するのに使ったと言われる井戸「常盤井」
現在は枯れてしまっており、わずかに石碑が残るのみです。

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ピンが刺さった場所からさらに住宅の裏に入ると、
こちらは常盤御前の着物を掛けたという「衣掛塚」
一応、太古の古墳の後らしいのですが、
ものすごく個人宅の裏庭になっております。

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そして、ピンの場所から住宅を挟んで北側にあるのが、長谷川米穀店。
住居兼店舗のこちらのお庭にあるのが、
なんと、弁慶が腰掛けていたと言われる大岩。

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特別に中に入らせて、直接見せていただきました。
写真手前の大岩がそれです。
家を建てるときに抜こうとしたけど、
基盤ががっちりしすぎてて抜けなかったんだとか(笑)
抜かれてなくてよかったです。

さて、ここで前々回に話は戻るのですが、
この近辺に流れていました有栖川。
それにかかった石の橋がその名も「御所ノ橋(ごしょのはし)」
それがなまって、ごじょのはし→ごじょうのはし→五条の橋。
というわけで、弁慶と牛若丸がであったのは、この近辺でなかったのではないか、というのが、こちらのご近所さんの間では通説のようです。
状況証拠的には可能性は高いとか。
長谷川さん宅にある石に座り、御所ノ橋を見ていたら、弁慶は牛若丸に出会ったのではないか、とね。大立ち回りはさすがにしていないようですが(笑)

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とかなんとかいう話をお茶とお菓子をいただきながら伺いました。
このお菓子はその名も「しきぶ日記」
「紫」式部「ニッキ」
紫いもとニッキが使われたお菓子です。
なんとも言えない絶妙なバランスのお菓子でした。

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途中で立ち寄った和菓子屋ふたばで好きな和菓子をチョイスさせてもらいました。
桜餅や三色団子もあり。
物珍しさでしきぶ日記にする人が多かったですが。

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さらにご好意で、長谷川さんの米屋で発売中の弁慶米をいただきました。
あっさり目のお味でおいしかったです。

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盛りだくさんの2時間ツアーもこれにて終了。
毎回違うまいまい京都スタンプカードのスタンプをにやにやしながら眺めつつ、
次回の旅に思いを馳せるのでした。